コロナ持続化給付金の仕事を請け負っていた「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」通称「サービス協議会」が幽霊法人だったことが週刊文春により報じられております。
持続化給付金は収入が減った中小企業などの法人に最大200万円、個人事業主に100万円を上限に支給する制度ですが、
対応が悪かったり、入金が遅れるなどトラブルが相次いでいるようです。
そんな中769億円で受注している「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」が幽霊法人であったなら大問題です。
なにやら「サービス協議会」は電通絡みの法人のようですが謎が多いですよね?
今回は「サービス協議会と電通の関係は?幽霊法人で天下り目当て?」と題してお送りします。
サービス協議会とは?
今回、持続化給付金事業を769億円で受注した「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」ですが、
東京の築地に本部を構えているようですが、実態のない幽霊法人と言われています。
住所は東京都中央区築地3丁目17番9号となっていますが、
Googleマップで「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」と検索しても出てきません。
【地図】
電話番号やHPについても登録がありません!
このような企業が持続化給付金事業を請け負っても良いのでしょうか?
このような社団法人が出来た背景には「電通」の影響があるようです!
サービス協議会と電通の関係は?
サービス協議会ですが文春の記事内にどのようにして設立されたかが書いていました。
『サービス協議会』は、経産省肝いりの『おもてなし規格認証』という制度を運営する団体として2016年5月16日に設立された。主導したのは当時電通社員だったA氏で、電通が国の業務を間接的に請け負うための隠れ蓑として設立された団体と言われています。
このような内容を代理店関係者が文春の取材で答えたようです。
ようするに「サービス協議会」は実態の無い、電通の節税の隠れ蓑になっている幽霊法人なのではないかとの指摘されています。
サービス協議会の理事は天下り?
また週刊文春では「サービス協議会」設立時の代表理事、赤池学氏にも取材しています。
「ご存じのように、『おもてなし規格認証』のために作られた組織です。うちの研究所もいろんなビジネスのネットワークがあったので、経産省の方から立ち上げの直前に代表理事を受けてもらえないかという話があって、それで受けたんですけど」
つまりは「サービス協議会」の設立には経産省も噛んでいるようです!
経産省から代表理事について言及したとすればそれは天下りの温床ともとれます。
経産省が設立に関与した社団法人に血税がつぎ込まれているこの現状に世間の方々はどのように思っているのでしょうか?
サービス協議会についての世間の声は?
業務委託→企業献金→業務委託→企業献金…政党と企業の蜜月。そりゃあ何でも委託するね。
RT @kawauchihiroshi: 持続化給付金の事務委託団体「サービスデザイン推進協議会」事務費を落札率99%約780億で受注。電通、パソナ、トランスコスモスの3社で設立。事務は、ほぼ丸投げで電通に再委託…
— れむり〜ん (@remliiin) May 24, 2020
持続化給付金 初日組 法人特例なし 不備メール解消済 新型赤枠点灯 未だ入金なし
こんな手抜きな仕事っぷりで、769億円も事業費もらって「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」って何なの? 後ろの誰かが旨い汁すってそのツケを我々が払わされている感
— DEA (@DEA51288057) May 22, 2020
安倍政権、持続化給付金の事業を
電通とパソナが設立した一般社団法人サービスデザイン推進協議会へ受託。
しかも1件当たりの手数料が5万円と法外な事務委託費。
その会社住所に行くと誰もいない。
ほぼ丸投げで電通に再委託。
安倍政権まじでクソ過ぎ。#安倍政権と電通ズブズブ#この国終わってる pic.twitter.com/Ee3ovNDfBa— 山岡隆一 (@NASAnasa2020) May 26, 2020
国民に外出自粛を要請し、明日の生活もままならない人も大勢いる中、
この混乱に乗じて、甘い汁を吸っている輩がいるとするならば、本当に許せません。
文春には引き続き取材し明るみにして欲しいです。
サービス協議会についてのまとめ
今回は「サービス協議会と電通の関係は?幽霊法人で理事は天下り?」と題してお送りしました。
現在まだ文春の取材結果のみでの判断ですので、今後国会などで野党が追求すると思います。
ここのところ不祥事続きの安倍政権ですが、国民の為に政治をする事を願うばかりです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。